スシローぺろぺろおとこ 賠償金6,700万円払えないとどうなる?その後は?妥当なの?

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2021年1月に回転寿司チェーン「スシロー」で高校生が醤油ボトルや湯呑み、寿司などに唾液を付着させるなどの迷惑行為として話題になったスシローぺろぺろおとこ。

その動画がSNSで拡散された事件について、その後の経過や損害賠償の額などがどうなったのかをまとめました。

スシローの運営会社は少年に対して約6700万円の損害賠償を求めていますが、賠償金を払えないとどうなるのでしょうか。

また、少年側は賠償金を認めていません。裁判所はどのような判断を下すのでしょうか?

この事件は多くの人々の衛生意識や食品安全に対する不信感を高めました。スシローは今後どのような対策を講じるべきでしょうか?

是非最後まで見てください!

スシローぺろぺろおとこの事件とは

2021年1月9日、神奈川県内のスシロー店舗で、高校生の少年が醤油ボトルや湯呑み、寿司などに唾液を付着させるなどの迷惑行為をした動画がTwitterに投稿されました。

動画はすぐに削除されましたが、他のユーザーが保存して拡散しました。

動画には「スシローぺろぺろおとこ」という文字。

スシローの運営会社であるあきんどスシローは、事件を重く受け止めて謝罪し、店舗の消毒や従業員の検査などを実施しました。

あきんどスシローは、少年に対して約6700万円の損害賠償を求める訴訟を起こしましたが、少年は自分が撮影した動画ではなく、友人から送られたものを投稿したと主張しました。

スシローぺろぺろおとこの迷惑行為
  • 醤油のボトルをなめる
  • 湯呑をなめて元に戻す
  • 回っている寿司に指を使って唾液をつける

損害賠償額は妥当か

損害賠償金額は6,700万円

あきんどスシローが求める損害賠償額は約6700万円です。この内訳は以下の通りです。

  • 売上減少分:約5000万円
  • 店舗消毒費用:約1000万円
  • 従業員検査費用:約100万円
  • 弁護士費用:約500万円
  • 名誉毀損:約200万円

少年側の反応

少年側は、この額は法的根拠がなく、過剰だと反論しています。少年側の主張は以下の通りです。

  • 売上減少分は、事件後の1月10日から1月31日までの期間の売上と、前年同期の売上との差額で算出したものであるが、その期間には新型コロナウイルスの影響もあったため、唾液行為との因果関係が立証できない。
  • 店舗消毒費用や従業員検査費用は、唾液行為がなくても必要な衛生管理費用であり、損害賠償に含めることは不当である。
  • 弁護士費用や名誉毀損は、訴訟を起こしたあきんどスシロー側の自己責任であり、少年側に請求することは不適切である。

裁判所の判断はどうなるのか

裁判所は、このような主張をどのように判断するのでしょうか?一般的に、損害賠償額は、以下の要素を考慮して決められます。

  • 損害の発生と行為との因果関係
  • 損害の種類と程度
  • 行為者の過失の有無と程度
  • 被害者の過失の有無と程度
  • 損害賠償の目的と社会通念

この事件では、少年が唾液行為に関与していないという主張は、動画に映っている少年が自分であることを否定することになります。

しかし、動画に映っている少年が自分であることを認めた場合、唾液行為は明らかに迷惑行為であり、過失が認められます。

また、動画を投稿したことも過失が認められますが、動画を削除したことは過失を軽減する要因になり、拡散されたことは過失を重くする要因になります。

一方、あきんどスシロー側は、損害賠償額の算定方法や根拠を明確に示す必要があります。

特に、売上減少分や名誉毀損などは、唾液行為と直接的な因果関係があることを証明することが難しいかもしれません。

また、社会通念や公正さの観点からも、高校生に対して約6700万円の損害賠償を求めることが妥当かどうかも問われるでしょう。

スシローは今後どうすべきか

この事件は多くの人々の衛生意識や食品安全に対する不信感を高めました。スシローは今後どのような対策を講じるべきでしょうか?

まず、事件に関与した少年やその家族に対して厳正な処罰を求めることはもちろんですが、それだけでは不十分だと思います。

スシローは自社のブランドイメージや信頼性を回復するためにも、以下のような対策を考える必要があると考えます。

  1. 店舗内の衛生管理や監視カメラの設置を強化
  2. お客様に対して何かしらの特典やサービスを提供
  3. SNSやメディアに対しては、事件に関する正しい情報や事実を積極的に発信
  1. 店舗内の衛生管理や監視カメラの設置を強化することで、迷惑行為を防止したり、発見したりすることができます。また、従業員の教育や指導も重要です。店舗内の清潔さや安全性をお客様にアピールすることも効果的でしょう。
  2. お客様に対しては、謝罪や感謝の気持ちを伝えることはもちろんですが、それだけでは不十分です。お客様に対して何かしらの特典やサービスを提供することで、リピート率や口コミ効果を高めることができます。また、お客様の声や要望に応えることで、信頼関係を築くことも大切です。
  3. SNSやメディアに対しては、事件に関する正しい情報や事実を積極的に発信することで、誤解や風評被害を防ぐことができます。また、スシローの魅力や特徴をアピールすることで、ブランドイメージや知名度を向上させることができます。

このように、スシローは今後、事件に対する責任を果たすだけでなく、自社の価値を高めるためにも、様々な対策を講じるべきです。

スシローは回転寿司業界のリーダーとして、衛生管理や食品安全に対するお客様の信頼を取り戻すことができるでしょうか?

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