世界で活躍する大谷翔平選手はいったいどんな両親から生まれたのか、どのような育て方をされたのか、気になっている人も多いかと思います。
高い人間性でも話題になっている大谷翔平選手のように、子供が育ってくれると嬉しいですよね。
そこで、今回は、大谷翔平選手の両親がどんな人か、どのような育て方や教育方針があったのかを、大谷翔平選手の人間性が分かるエピソードと一緒に解説してきます。
大谷翔平の両親ってどんな人
大谷翔平選手の父親 大谷徹さんは、元社会人野球選手で、少年野球の監督もされています。
身長は、182cm程度で体格にも恵まれています。
母親 大谷加代子さんは小学校5年生からバドミントン選手として活躍されており、身長も170cm程度と高身長です。
ご両親ともに元スポーツ選手で、兄弟もスポーツが得意で、兄はサッカーをやっていたそうです。
ご両親はどちらも元スポーツ選手であり、大谷翔平選手の運動神経が非常に良いことが分かりますね。
兄の龍太さんは、企業野球部の現役野球選手兼コーチという二刀流選手で、小学4年生から野球を続けてきたそうですよ。
大谷翔平の人間性が素晴らしい
大谷翔平選手は、野球選手としてだけでなく、人間性においても素晴らしいと言われています。
今ではメジャーで活躍し、世界中で大谷翔平選手の人柄・礼儀正しさ・発言などが称賛されています。
- 紳士すぎる振る舞い
- どんな時でも相手を気遣う心
- 決めたことはやり遂げる
紳士すぎる振る舞い
大谷翔平選手は、普段から紳士すぎる振る舞いが見られます。
例えば、四死球で出塁する際は、バッティンググローブや防具パッドを脱ぎ捨てずに、綺麗に畳んでバットボーイへ渡しています。メジャーリーグでは直ぐに防具等を取り外してポイっと地面に置くシーンばかりですので、非常に印象に残りますよね。
また、最近ではシアトルマリナーズ戦で、相手選手の投球練習のボールがないことに気づき、審判の腰についている袋の中から1球取り出して渡してあげるシーンも話題になりました。
相手によって態度を変えることなく、どんな人に対しても紳士な対応をする大谷翔平選手の人間性の高さが良くわかりますね。
試合中のライバルの相手選手やバットボーイまで、誰に対しても紳士な対応をする大谷選手。
思っていても行動にできる人はあまりいませんよね。
どんな人に対しても、感謝や敬意を持っているからこそできるのかもしれません。
どんな時でも相手を気遣う心
どんな時でも相手を気遣う心を忘れません。
2021年のオールスターゲームで史上初の二刀流で大注目の大谷選手。ヘトヘトに疲れていても帰り際にサインを求められると、持っていたバッグを置いて丁寧に対応しました。
この対応を球団は公式ツイッターで動画を公開し、ファンからは「礼儀正しい!」「立ち止まってボールにサインするぐらい優しい」と話題になりました。
自分のコンディション次第で対応が変わってしまいそうなところを、相手の気持ちに寄り添って対応する大谷選手の謙虚さや優しさが伝わるエピソードです。
自分がどんな状態であっても、一人一人丁寧に対応することはなかなかできませんよね。
決めたことはやり続ける
大谷翔平選手は、よく試合中に屈みこんでなにかを拾う行動がをするので有名ですよね。そうです、ゴミ拾いをしています。
日本にいた時も話題となりましたが、メジャーへ行っても変わらず、ゴミを見つけると拾っています。
この行動には日米でパーフェクトボーイ、素晴らしい男と称賛を浴びています。
そしてこのゴミ拾いは、2010年に「ドラフト1位で指名される」という目標を達成するために、自らの運を上げる行動として始めたみたいです。
その頃の目標を達成し、13年たってもずっと続けています。本当にすごい選手です。
そして運を上げるためにゴミを拾うという発想にも人間性の高さが垣間見えますね。
目標達成してやめるのではなく、その後もやり続ける凄さ。
世界中に愛される選手になったのは、この行動も大きな要因でしょう。
大谷翔平の両親の育て方、教育方針は?
大谷家はしつけのために特別な“家庭内ルール”を設けることもなかったそうです。
しかしどのようにしたら大谷翔平選手のような大人に育つのか、気になる人も多いかと思います。
ご両親が意識していたポイントから、大谷家の教育方針が分かります。
早速見ていきましょう!
叱ったことはほとんど無い
父には、「叱った」記憶がほとんどない。
翔平が何か悪いことをして怒ったことはないですね。
PRESIDENT Online
両親は、大谷翔平選手を叱ったことは、歳の近い兄弟喧嘩でどっちもダメじゃないかと怒ることぐらいだったそうです。
何か悪いことをして怒ったことが無いというのは、普通はイメージできません。
子供が悪いことをしたら叱るのが当たり前となっているからです。
ご両親を怒らせることをしない大谷翔平選手だったかもしれませんが、それでも怒らないご両親の包み込むような優しさがあったのかもしれませんね。
ちなみに、唯一起こったのは、大事にしていたハリーポッターの本の表紙が剥がれてしまい、直そうと自分で色塗りをしたが上手くいかずに泣いていた時だそうです。
「そんな小さなことで怒るんじゃない!」と叱ったとか。
昔から物を大事にしていた大谷翔平選手。
そのまま大人になってプロでも垣間見えるので、真っすぐに成長したことが分かるエピソードですね。
私は、子供に対して「叱らないように注意する」を心がけていますが、ついつい叱ることも多々あります。
大谷翔平選手のご両親を見習わないといけませんね。
本人の意思を尊重する
大谷選手は、親から勉強しなさいと言われたことはないと話しています。リビングのソファでそのまま寝てしまっても、両親は『歯を磨け』『ご飯を食べろ』などと言って起こすことなく、そのまま朝まで寝かせることもあった。
NEWSポストセブン
親になるとソファで寝ていたら起こしてしまうものですが、大谷翔平選手のご両親はそっと見守って、本人がやりたいようにやらせていました。
大谷翔平選手の大らかさ、朗らかさは、このような環境で育ったからかもしれませんね。
また、大谷翔平選手の習い事や進路についても口出しはせず、悩む姿を見守っていたそうです。
私は、ソファで寝ている子供を無理やり起こして歯磨きさせています。
正解はありませんが、親も寛大な心で見守ることも必要ですね。
当たり前のことを当たり前に
私たち親が『おはようございます』『お休みなさい』を言う。あるいは、自分が食べたものは自分で片づける。そんなごく当たり前の普通のことを親が率先してやれば、その姿を子供たちは見て自然とやるようになるのかなあとは思っていました。
NEWSポストセブン
実際に大谷翔平選手だけでなく、兄や姉も自然と当たり前のことを当たり前にできるようになったそうです。
親は子供に対してついつい口で教えたり、注意してしまいがちです。
しかし、大谷翔平選手のご両親はしっかりと手本となる行動で示すことを意識していました。
親が手本となる行動で示す!私の家庭で唯一やっていたことかもしれません(笑)
- 叱らない
- 本人がやりたいことをやらせる
- まず親が手本となる行動を見せる
二刀流大谷翔平を生み出した秘密!野球ノートとは
大谷翔平選手と父親の徹さんは交換日記のような野球ノートを書いていたことで知られています。
父親がその日の評価やアドバイスを書き、大谷翔平選手は試合での反省や今後の課題を記したそうです。
そしてこのノートには、父親による3つの教えが記されているそうです。
1つ目は、「大きな声を出して、元気よくプレイする」。
2つ目は、「キャッチボールを一生懸命に練習する」。
3つ目は、「一生懸命に走る」。
東洋経済ONLINE
これらの3つはことある毎にノートを通じて伝えようとしたとのこと。
そして、父親は野球を自宅に持ち込むことはせず、いつも楽しく大谷翔平選手が野球をできるように心がけたそうです。
両親は子供がスポーツをやると、上手になってほしいとの思いから厳しく指導してしまいがちです。
しかし、大谷家は常に子供の自主性を重視して見守るような姿勢があったのでしょう。
野球ノートを書くことで、自然とコミュニケーションを取ることもでき、一石二鳥ですね。
まとめ
大谷翔平選手がどのように育ったのか、ご両親がどんな人だったのかについてまとめました。
ご両親は、大谷翔平選手の意思を尊重し、いろいろと口出しせずに優しく見守っていたことが分かりました。